ページを探す
発行
日本国際交流センター
出版年月・判・頁等
2020年8月、26頁、非売品(下記よりダウンロード可能です)
概要
グローバル・ファイナンシング・ファシリティ(GFF)は、リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)並びに母子・青少年の健康・栄養の改善を目的に、「女性と子どもの健康のための世界戦略(Every Woman Every Child)」と持続可能な開発目標(SDGs)を支援する主要な資金調達プラットフォームである。予防可能な原因によって命を落とす3,500万人の母子・青少年の命を救うため、2015年7月に設立された。
JCIEでは、日本国内の国際保健、開発援助関係者におけるGFFに対する理解を促進することを目的に、ビル&メリンダ・ゲイツ財団による助成・支援を受け、文献レビュー、専門家及び関係者へのヒアリング、セネガル共和国及びインドネシアへの視察等を通じて、GFFに関する情報を整理・分析した。本書は、一連の調査結果をとりまとめた報告書である。
本報告書に基づき取りまとめたフライヤー「グローバル・ファイナンシング・ファシリティ(GFF)と日本」はこちら。
構成
全文をダウンロード
はじめに
Ⅰ.グローバル・ファイナンシング・ファシリティ(GFF)の概要
1.設立背景
2.ドナー
3.事業実施国における活動とそのメカニズム
4.ガバナンス
5.事業実施国及びその選定基準
Ⅱ.事例紹介
1.セネガル共和国
2.インドネシア
【ユニークな事例】Grand Challenges Canadaによる開発インパクト債
Ⅲ.考察
1.GFFの特長
2.今後の課題
3.日本にとってのGFFの意義
戦略の改定
Ⅳ.最後に
Copyright © Japan Center for International Exchange (JCIE)