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グローバルヘルスに対する日本の貢献を推進するためには、外務省、厚労省、文科省、経産省、財務省といった多様な省庁の所掌を横断した政治的リーダーシップが求められます。日本国際交流センター(JCIE)では、2018年9月より、主に、中堅・若手の国会議員を対象に、外交、開発協力、健康危機管理、科学技術振興、産業振興といった観点から、グローバルヘルスの諸課題について、定期的なブリーフィング(勉強会)や視察を行い、世界の現状や日本に求められる役割について理解を深める機会を提供しています。
持続可能な開発目標(SDGs)達成年である2030年に、日本は再度、G7の議長国を務めることになります。「人間の安全保障」を外交方針の柱の一つとして掲げる数少ない国として、「誰一人取り残さない」ことを原則とするSDGs達成に一層貢献しつつ、ポストSDGsの目標に関わる議論にも積極的に参画することが求められます。本勉強会を通じて、外交課題としてのグローバルヘルスの諸課題に関する理解を深め、国益・国際益を両立させる貢献のあり方について検討いただきます。
低・中所得国における健康課題の現状、そして政府の施策、それを支援する二国間(国際協力機構:JICA)、多国間(国際開発金融機関、国連機関、官民パートナーシップ機関)、NGO、企業の取り組み状況を実際に視察いただき、より効果的な日本の貢献のあり方について検討する機会を作っています。 |
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