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日本国際交流センター(JCIE)は、女性・子ども・
(注)UHCとは「すべての人が適切な予防、治療、リハビリなどの保健医療サービスを、必要な時に支払い可能な費用で受けられる状態」(WHOによる定義)
日本の政府関係者、政治家、国際保健・国際協力分野の専門家・実務家を対象に、GFFに関する理解を促進するため、ニュースレター「GFF Monitor」を2020年11月より年に2回ほどの頻度で配信しています。GFFの活動やその成果について、GFFの活動に関わる「ヒト」のインタビュー記事を交えて日本語で伝えると共に、日本のGFFへの貢献状況についても紹介しています。
第7号(2023年12月発行)までの記事一覧はこちら。第8号(2024年7月発行)以降については、発行時に本ページ下部の活動報告に掲載いたします。 ※ GFF Monitorを含む、JCIEのグローバルヘルス関連事業についての情報をいち早くメールでお受け取りになりたい方は、こちらからご購読の登録をお願いいたします。
GFFの役割は、既存の資金を母子・青少年の健康と栄養の改善に振り向け、GFFパートナー国主導の戦略に基づき、世界銀行をはじめとする複数のドナーの資金が効率的・効果的に活用されるように支援することです。そうした触媒としてのGFFの仕組みや、その付加価値を理解するため、GFFパートナー国における現地調査や関係者へのヒアリング、文献調査を実施し、その成果を報告書として公開しています。
国会議員、政府関係者、グローバルヘルスに関わる実務家や学生を対象に、GFF関係者来日時や、GFFが取り組むUHC、母子保健、性と生殖に関する健康、栄養といった課題に関連した国際会議や国際デーに合わせて、GFFの活動を紹介し、日本のグローバルヘルス政策や諸活動との連携を深める方途について検討する会合を開催しています。
GFF(Global Financing Facility for Women, Children and Adolescents)は、リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)ならびに母子・青少年の健康・栄養の改善を目的とする革新的資金調達メカニズムです。世界銀行に事務局を構え、独立したガバナンス機構を持ちます。低・中所得国において、女性や子ども、青少年の健康と栄養の課題に対して、より多くの資金が効率的に活用されるよう、国内外のステークホルダー間の対話と協調を後押しし、各国政府による保健財政・保健制度強化を支援しています。GFFの取組みは、低・中所得国における保健医療制度の包摂性を高め、各国におけるUHC実現に向けてきわめて重要な役割を担います。
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