日本と米国の両政府は、1993年に「日米コモン・アジェンダ」に合意して以来、エイズ対策や人口問題を含む地球規模課題の解決に向けた両国の協力を推進してきました。日本国際交流センター（JCIE）では、米国にトランプ政権が発足した2017年年初から、グローバルヘルスに関わる日米協力をさらに推進することを目的に、「日米グローバルヘルス協力対話」を実施しています。本対話には、両国の官民の政策専門家および政府機関の幹部が参加し、健康安全保障、低・中所得国の保健システム強化、グローバルヘルス課題解決に寄与する研究開発（R&D）、共通課題としての高齢化問題、等に関して、両国が協力して取り組める政策分野を確認し、具体的な協力のあり方について議論しています。