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公開セミナー「生成AIと社会変化・規制のあり方」(10月30日 日独フォーラム)

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※本セミナーは終了しました。

日本国際交流センター(JCIE)は、202410月30日と31日の二日間の日程で第32回日独フォーラムを開催します。今回のフォーラムでは、初めてセッションの一部を一般公開し、日本とドイツの専門家による生成AIの社会的影響と規制に関する議論を公開の場で共有することとなりました。

ChatGPT」をはじめとする生成AIが世界的に注目を集め、急速にその活用が進んでいます。業務における効率性やコミュニケーションの向上など、生成AIは多くの分野で革新をもたらしており、その利点はますます広がりを見せている一方で、倫理的な問題やリスクにも目を向けなければいけません。生成AIにおける国際的な基準の策定について、日本とドイツを含むEUでは、現状足並みが揃っている状況にはありませんが、共通の課題も見えてきており、今後の日独二国間の協力が期待されます。

今回の公開セッションでは、日独の専門家と共に、日本とドイツにおける生成AIの進展とその社会的影響について、両国の視点を共有し、今後の国際的な規制のあり方や日独協力の方向性などを広く議論したいと考えています。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

開催概要

  • 日 時:2024年1030日(水曜日)1600分~1730分(日本時間)/8時00分~930分(ドイツ時間)
  • 形 式:オンライン(Zoom)*登壇者は会場参加
  • 言 語:日本語・ドイツ語(同時通訳)
  • 参加費:無料
  • 主 催:日本国際交流センター(JCIE)、ベルリン日独センター(JDZB

申し込み

  • 申込:こちらより事前登録をお願いいたします。※For registeration, please click here. ※イベントは終了しました。
  • 2024年10月28日(月)まで受け付けます。(申込がすでに100名に達したため上限を200名まで増やしました。)
  • 問合せ先:日本国際交流センター日独フォーラム事務局(Email: jcie.youth @gmail.com)メール送信の際は、@の前のスペースを削除してください。

登壇者

  • 特別モデレーター :村上敬亮(デジタル庁統括官 国民向けサービスグループ長)
  • 日本側スピーカー :松尾豊(東京大学大学院工学系研究科教授)
  • ドイツ側スピーカー:パウル・ルコヴィッツ(ドイツ人工知能研究センター(DFKI)科学ディレクター)

日独共同座長
・小林栄三(伊藤忠商事株式会社名誉理事)
・マティアス・ナス(ディ・ツァイト紙外信局長)

登壇者の紹介

松尾豊(まつお ゆたか)東京大学大学院工学系研究科教授

1997年 東京大学工学部電子情報工学科卒業。2002年 同大学院博士課程修了。博士(工学)。産業技術総合研究所研究員、スタンフォード大学客員研究員を経て、2007年より、東京大学大学院工学系研究科准教授。2019年より教授。専門分野は人工知能、深層学習、ウェブマイニング。人工知能学会からは論文賞(2002年)、創立20周年記念事業賞(2006年)、現場イノベーション賞(2011年)、功労賞(2013年)の各賞を受賞。2020-2022年、人工知能学会、情報処理学会理事。2017年より日本ディープラーニング協会理事長。2019年よりソフトバンクグループ社外取締役。2021年より新しい資本主義実現会議 有識者構成員。2023年よりAI戦略会議座長。

パウル・ルコヴィッツ ドイツ人工知能研究センター(DFKI)科学ディレクター

ルコヴィッツは、ドイツのカイザースラウテルン・ランダウ工科大学(RPTU)のAIを専門とする教授であり、同時にドイツ人工知能研究センター(DFKI)の科学ディレクターとして、エンベデッド・インテリジェンス・グループを統括している。以前は、ドイツのパッサウ大学で組込みシステムの教授を、またオーストリアのインスブルックにある健康科学・医療情報学・技術大学でコンピュータ工学部の教授を務めていた。研究テーマはセンシング、機械学習、システム・アーキテクチャ、大規模システムからエッジシステムまで、そしてアプリケーションを含む、コンテキストを意識したユビキタスおよびウェアラブル・システム、量子コンピューティング、人間とAIとの相互作用などである。現在、ドイツの国家プロジェクトやEUプロジェクトに多数携わっている。欧州の50以上のパートナーが参加する包括的なネットワーキング・イニシアチブであるHumanE AI-Netのコーディネーターをはじめ、多数の科学出版物の編集者を務める。また、研究分野全般にわたり、ハイレベルな国際会議のプログラム委員会(TPC委員長を含む)に50回以上貢献している。

村上敬亮(むらかみ けいすけ)

デジタル庁 統括官(国民向けサービスグループ担当)

東京都出身。1990年、通商産業省入省。IT政策に長らく携わった後、クールジャパン戦略の立ち上げ、COP15COP16等の温暖化国際交渉、再生可能エネルギーの固定価格買取制度創設等に従事。2014年より内閣官房・内閣府で、地方創生業務や国家戦略特区業務に従事し、20207月より中小企業庁経営支援部長。20219月より現職。

日独フォーラムについて

日独フォーラム1992年4月、ボンにおける日独首脳会談において、宮澤総理(当時)およびコール首相(当時) との間で、両国の関係強化と相互理解の増進を目的とし、各界有識者が自由な討議を行う場として創設する旨合意された日独間の賢人会議です。

同フォーラムは、これまで31回の合同会議を重ね、両国の各界有識者がその時々の国際社会における重要案件に関する自由な討論を通じ、世界的視野の下に日独関係の幅広い側面にわたり、分析・検討を行い、もって日独間の相互理解を深めるとともに、中・長期的観点より両国関係の緊密化の方途を探ってきました。また、本フォーラムは、各会合の終了後には、政策提言を含む報告書を日独両首脳に提出しています。

日独フォーラムは日独両政府(外務省)の委託を受け、日本国際交流センターおよびベルリン日独センターが日独各々の事務局を務め、企画実施しています。

The Japanese-German Forum is planned and executed by JCIE and JDZB, which serve as the secretariats for their respective countries. The German-Japanese Forum 2024 is supported by a grant from the German Federal Foreign Office and is also supported financially by the Ministry of Foreign Affairs of Japan.

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