出版：包括的で持続的な発展のためのユニバーサル・ヘルス・カバレッジ—日本からの教訓

発行
（公財）日本国際交流センター

編著
池上直己

出版年月・形式
2014年9月、A5判241頁、1200円（税抜、送料別）
在庫なし。下記PDFをダウンロードしてご覧ください。

ISBN
978-4-88907-139-9C

概要
2012年、世界各国がUHCを政策目標として推進する際の知識ギャップを埋めることを目的として、「UHCに関する日本・世界銀行共同研究プログラム」が発足した。UHCの達成を後押しする保健財政と保健医療人材に関わる政策・制度、そしてその導入と実施を可能とする政治経済状況に焦点を当て、低中所得国9カ国（バングラデシュ、ブラジル、エチオピア、ガーナ、インドネシア、ペルー、タイ、トルコ、ベトナム）、日本及びフランス各国の事例研究が行われた。本書は、日本のUHCに関わる経験を10のテーマで分析した研究成果をまとめた英文報告書の和訳。

英語版
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構成
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目次 / 序文  武見敬三、ティモシー・グラント・エバンズ ／　 謝辞 [375KB] 

概要[700KB]
池上直己、前田明子

第１章　日本の医療制度の政治的・歴史的背景[729KB]
ジョン・C・キャンベル、池上直己、津川友介

第２章　日本のユニバーサル・ヘルス・カバレッジを維持するためのマクロ経済的な状況と課題[1.5MB]
小塩隆士、見明奈央子、池上直己

第３章　日本の社会保険制度間の財政不均衡[1.4MB]
高久玲音、別所俊一郎、西村周三、池上直己

第４章　日本の介護保険制度：中所得国への教訓[620KB]
ジョン・C・キャンベル

第５章 日本の診療報酬改定による医療費の抑制[5.1MB]
池上直己

第６章 日本の診療報酬の政治経済学[713KB]
ジョン・C・キャンベル、髙木安雄

第７章 日本の医師の配置を規定する要因[648KB]
池上直己

第８章　准看護師：日本における看護労働力拡大のひとつの選択肢[1.1MB]
池上直己、ジェームス・ブチャン

第９章　日本における国立病院改革：成果と課題 [872KB]
田川洋平、津川友介、池上直己

第10章　日本における保健所を通じた公衆衛生の向上への取り組み[781KB]
津川友介、池上直己、見明奈央子、マイケル・ライシュ