出版：日米中トライアングル —— 三カ国協調への道 ——

発行
岩波書店

編著
王 緝思、ジェラルド・カーティス、国分良成

出版年月・判・頁等
2010年11月16日、A5判Xii＋304頁、価格：4700円＋税

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概要
中国の成長等により東アジアにおける力関係が変化しつつあるなかで、日米中三カ国の関係は新たな次元に突入している。これまで日米中三カ国に関しては、歴史的な経緯や政治・経済的に抱えている違いから多くの問題を抱えるそれぞれの二カ国間関係に絞って、研究が積み重ねられてきた。しかし、日米中三カ国という大国間関係を適切に管理し、その協調を強化することは明らかに重要性を増している。それゆえ、本書に所収された各論文は、三カ国関係の視点からそれぞれの二カ国間関係や地域の文脈を読み解き、今後の方向性を示そうとしている。

なお本書は、日本国際交流センターが平成１９年（２００７年）度より米国ヘンリー・ルース財団、および澁澤栄一記念財団の助成を得て主催した、「日米中関係の管理と協調の強化」国際合同研究プロジェクトの成果である。英文原版は、Getting the Triangle Straight: Managing China-Japan-US Relations として刊行ずみ。

構成