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発行
ミネルヴァ書房
編著
山本 正
出版年月・判・頁等
2008年6月20日、339頁、価格:5,000円+税
ISBN
978-4-623-04823-6
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概要
第二次世界大戦終結時から1970年代半ばにかけて、米国の財団や個人の篤志家によって多分野に大規模な支援が行われてきたことはほとんど知られていない。本書では、これらの背景や経緯、具体的な規模・方法のほか、その活動を決断させて動機、プロジェクトを実施する組織や個人の実像などを初めて検証する。戦後復興と日米関係発展における重要な側面としてフィランソロピーの役割を理解することはもとより、その経験に基づいて、現在もしくは将来における効果的なフィランソロピー活動のための教訓を引き出す。2002-2004年にかけて実施したJCIEの調査研究プロジェクト「戦後の日米関係の進展に果たしたフィランソロピーの役割」の成果出版物。英文版は Philanthropy and Reconciliation: Rebuilding Postwar U.S.-Japan Relations として2006年に刊行。
構成
序 アメリカのフィランソロピーと日本の戦後 |
Ⅰ 戦後日米関係の再構築と民間イニシアチブ 1.アメリカ対外関係におけるフィランソロピーとシビル・ソサエティの役割 2.民間財団と政府の関わり |
Ⅱ 戦後日本におけるアメリカのフィランソロピーの軌跡 3.アメリカのフィランソロピーは日本にどう向き合ったのか 4.アメリカのフィランソロピーは日本に何を残したのか |
Ⅲ アメリカのフィランソロピーの現場 5.日本における米国研究の推進 6.米国における日本研究の推進 7.草の根レベルの国際交流の発展 |
Ⅳ 日本独自のフィランソロピーの胎動 8.日米実業家交流と戦前日本のフィランソロピー 9.日本の組織的フィランソロピーとアメリカへの関与 |
註 |
あとがき |
参考文献 |
人名・事項索引 |
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