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渋沢雅英、山本 正、小林良彰
出版年月・判・頁等
2005年6月10日、284頁、価格:2,200円+税
ISBN
4-7664-1157-9
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概要
公益を官に全面的にゆだねてきた近代日本社会が変革を迫られている現在、NPO、NGO、民間財団、ボランティア等シヴィル・ソサエティの力が不可欠となりつつある。明治以来最大の実業家・財界人でありかつ「公益の追求者」渋沢栄一の精神に則り、各界の著名人が日本社会への提言を語る。慶應義塾大学法学部渋沢栄一記念財団寄附講座の講義録。
序 渋沢栄一記念財団寄附講座が目指すもの 山本 正
1.渋沢栄一と新公益論
新しい公益の担い手としてのシヴィル・ソサエティ―渋沢栄一記念講座の枠組みと展望 山本 正
渋沢栄一の今日的意義 渋沢雅英
個の確立と新しい公の創出 船橋洋一
2.新しい公益に根ざす外交のあり方
シヴィル・ソサエティの国際貢献 大西健丞
グローバル・ガバナンスへの日本の貢献と国連の協力 明石 康
日本外交の新しい枠組みとしての人間の安全保障 武見敬三
3.教育と社会福祉への新しい取り組み
福祉政策の進展と新しい公益 堀田 力
渋沢栄一に学ぶ教育、社会福祉の分野におけるシステム作り 木村昌人
渋沢栄一と福沢諭吉―新しい時代の人材育成 五百旗頭真
4.公益に貢献するための民間企業の活性化
企業と私益 グレン・S・フクシマ
転換期における日本経済と企業経営 茂木友三郎
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