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新型コロナウイルス感染症(COVID19)の世界的な流行がようやく終息の兆しを見せる中、2023年5月に広島でG7サミットが開催された。日本国際交流センター(JCIE)では、急速に再構築が進むグローバルヘルス・アーキテクチャーの中で、G7が掲げるべきグローバルヘルスに関わるアジェンダや推進すべき具体策について日本政府に提言することを目的に、「グローバルヘルスと人間の安全保障」運営委員会(委員長:武見敬三 参議院議員、幹事:大河原昭夫 JCIE理事長、いずれも当時の役職)のもとに「2023年G7グローバルヘルス・タスクフォース」を設置し、提言をまとめた。本提言では、過去のG7合意も踏まえ、強靭な保健医療体制に向けたグローバルな連帯を促進するためには、強靭性を備えたUHCの推進、感染症危機対応医薬品等(MCM)への迅速で公平なアクセスの確保、それらを達成するためのグローバルヘルス・アーキテクチャーの構築が必要との認識に立ち、2023年のG7に求められるアクションを提言した。
Recommendation 1. | Boost country-led efforts to achieve UHC |
Recommendation 2. | Ensure a comprehensive approach to advance timely and equitable access to life-saving MCMs |
Recommendation 3. | Promote multilayered global health governance to facilitate effective collaboration among state and nonstate actors at the global and regional level |
Copyright © Japan Center for International Exchange (JCIE)