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お知らせ
日本国際交流センター(JCIE)では、2023年3月より、休眠預金等交付金を活用した「外国ルーツ青少年の教育スタート支援事業」を実施しております。
このたび、全国の外国ルーツ青少年に対する教育支援などに取り組む団体を対象に助成公募を行い、外部の専門家5名により構成された選考委員会の厳正なる審査により、7つの助成対象事業(助成総額:8千万)が決定しました。
採択された7つの事業は、コロナ禍において日本への入国の制限・再開・緩和、学校の休校・再開等の急変する政策や施策の変化、経済困窮等により教育の場につながりにくい、つながっていても適切な支援が受けられない状況に置かれた外国ルーツ青少年を対象に、進学/進路形成のための日本語や教科学習支援と説明会の開催などを通した「教育・進路支援」、全国または各地域における支援環境の改善に向けた学習支援のノウハウ移転や支援の担い手の発掘・育成を通じた「支援リソースの創出」を行います。また、外国人散在地域における教育と支援体制の実態や外国ルーツ青少年の支援ニーズを把握するための「調査研究」とその結果を踏まえた自治体・ステークホルダーへの提言・アドボカシー活動が実施される予定です。
JCIEは、助成対象の7つの事業を実施する団体(実行団体)に対して、1年間、資金援助とあわせて、各団体の目標達成のための伴走支援を行います。外国ルーツ青少年の日本社会へのスムーズな適応を促進するために、外国ルーツ青少年が学校などの教育システムに包摂され、教育を受ける権利が保障されるための編入学等の就学及び学業継続に必要な仕組みづくりに向けて取り組みます。
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