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2024年3月26日から4月4日まで、日米青年政治指導者交流プログラムの第30回日本側代表団として6名の地方議員および政党関係者が、ワシントンD.C.、テネシー州を訪問しました。
日本国際交流センター(JCIE)では、日米両国の若手政治リーダーの交流を目的として、米国青年政治指導者会議(ACYPL)との共催で、1973年からこのプログラムを実施しています。米国からは、地方議会議員や政党の関係者、連邦議会や行政府のスタッフなどが訪日、日本からは、地方議会議員、国会議員秘書、政党スタッフなどが訪米し、政治、経済、社会の課題に関してブリーフィングを受け、意見交換を行っています。これまでの参加者は、日米両国で延べ約400名にのぼり、歴代の参加者の間で世代を超えた広範なネットワークが形成されています。本プログラムは、一般財団法人MRAハウス・米国務省教育文化局の助成を受けて実施しています。今回の訪米の概要は以下のとおりです。
ワシントンD.C.では、米国側主催者である米国青年政治指導者会議の協力により、多彩なミーティングおよび視察が行われました。国務省、国防総省、連邦議会関係者などにブリーフィングを受けたほか、著名な著述家のリサ・ゲイブル氏、民間政治団体の青年リーダー、選挙法弁護士、バイデン大統領再選チーム広報担当者などと懇談し、日米関係や米中をはじめとした日米共通の安全保障課題、米国内の社会政策課題、米国内政治や企業・業界団体にによるロビー活動、政治資金や選挙資金の法規などについて幅広く議論を行いました。その他に、アステラス製薬への訪問や米国連邦議会議事堂やスミソニアン歴史博物館を視察し、米国の政治史を中心に理解を深めました。
ケンプ・コンラッド氏(元メンフィス市議会議員・同議長)のホストで実施されたテネシー州プログラムでは、メンフィスおよびナッシュビルを訪問しました。メンフィスでは、JBスマイリー同市議会議長との懇談、困難を抱える中高生を受け入れる私立学校のPure Youth Academy、全米公民権博物館を訪問し、人種・教育問題について議論を行いました。ナッシュビルでは、ビル・リーテネシー州知事・同州務長官・同財務長官への表敬、同州議会議員、ナッシュビル市議会議員などと懇談し、米国地方政府の仕組みと役割および同州の地域の課題についてブリーフィングを受け、意見を交換しました。さらに、同州に本社を構える日産自動車スマーナ組み立て工場を同州日米協会関係者と共に視察しました。
石森 愛 | 練馬区議会議員(立憲民主党) |
高木 真美 | 自由民主党本部広報本部主任 |
田草川 航 | 立憲民主党本部青年局副部長 |
田中 理雄 | 公明党本部広報部主任 |
月江 潤也 | 都民ファーストの会事務局次長 |
西野 慶太郎 | 自由民主党本部組織運動本部主任 |
(五十音順、肩書きは訪米当時)
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