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2024年12月14日から22日まで、日米次世代政治リーダー交流プログラムの米国代表団として7名の地方議員、連邦政府政治任用幹部、企業の政府担当役員等が来日し、東京都と山口県を訪問しました。
日本国際交流センター(JCIE)では、日米両国の若手政治リーダーの交流を目的として、米国青年政治指導者会議(ACYPL)との共催で、1973年から日米青年政治指導者交流プログラムとして実施してきました。日米双方向のプログラムとして、米国からは、地方議員や政党の関係者、連邦議会や行政府のスタッフなどが訪日、日本からは、地方議会議員、国会議員秘書、政党スタッフなどが訪米し、政治、経済、社会の課題に関してブリーフィングを受け、意見交換を行っています。これまでの参加者は、日米両国で延べ400名にのぼり、歴代の参加者の間で世代を超えた広範なネットワークが形成されています。
本プログラムは、一般財団法人MRAハウス・米国務省教育文化局の助成を受けて実施しています。今回の訪日の概要は以下の通りです。
東京プログラムでは、齋藤健前経済産業大臣をはじめとする与野党国会議員、小池ゆり子東京都知事および都・区議会議員など地方議員と活発な意見交換を行った他、外務省、厚生労働省、ジャーナリスト、企業関係者、若手学者より、日本の政治システムと現状、日米同盟を基軸とする外交および経済安保政策、ヘルスケアや高齢化などの日本の内政の課題と政策についてブリーフィングを受けました。この他、東京都が進めるスタートアップ支援施設Tokyo Inovation Baseを視察、本プログラムでの過去の訪米参加者との交流や国会議事堂の見学も実施しました。団員からは、「日米同盟の重要性を肌で実感し、日本の地政学的重要性に鑑み、米国が同盟関係の更なる深化と東アジア地域への米国の関与を強化する必要性が明確になった」などの感想が寄せられました。
山口プログラムは、本プログラムの訪米に参加したの福田りえこ山口県議会議員の協力のもと実施されました。平屋隆之山口県副知事、島田教明山口県議会副議長、伊藤和貴山口市長を表敬訪問した他、池田豊防府市長、篠田洋司美祢市長とも親しく懇談しました。教育視察として、英語教育に定評のある防府市立富海小中学校を訪問し生徒と交流、山口大学では学生代表とディスカッションを行いました。また、山口県の中小企業支援の拠点である山口県産業技術センターの視察や海外販路拡大中の大嶺酒造にて地方の産業創出について議論を交わしました。この他、特別天然記念物である秋芳洞を訪問しました。山口県訪問の模様と訪日団代表インタビューが、地元紙および地元テレビ局にて報道されました(下記リンク参照)
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