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JCIE連続セミナー「だから“日中韓”―絆の再発見」 (2014-2017)

日本、中国、韓国―東アジアで隣り合うこの三か国は、不幸な歴史を乗り越えながら、この半世紀の間に友好を深めてきました。しかし、最近は領土や歴史にまつわる溝が広がって冷え込んだ関係ばかりが浮かび上がり、「反中」「嫌韓」「反日」ムードが国民にも深まっているのが現状です。

一方で、漢字文明に代表されるように、この三か国は歴史的・文化的に切っても切れない関係にあります。また、環境問題や少子化をはじめ、国境を超えた共通の21世紀的課題も多く、さらには若い世代を中心に新たなカルチャーの交流も育ちつつあります。

日本国際交流センター(JCIE)では、シニアフェローの若宮啓文をディレクターに、これからを担う若い世代の人々とともに、「日中韓の絆」を再発見しつつ、21世紀の世界における三か国の役割を探っていくことを目的とし、2014年より約3年にわたり、「だから“日中韓”-絆の再発見」と題した連続セミナーを開催しました。メディアコンテンツ、スポーツ、茶文化、環境等様々なジャンルにおける日中韓の民間レベルの交流にスポットを当てて、東京、ソウル、北京で開催されたセミナーには、延べ1000人を超える方々にご参加いただきました。歴史的つながりや、時勢にあった文化コンテンツの交流を取り上げて、政治的関係にばかりが注目されがちな日中韓関係に違った角度の視座を提供してきた本事業は、日中韓のメディアにも多く掲載され、日中韓の連続的な相互作業を考えるためのきっかけとして大きな役割を果たすことができました。

メディア掲載

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第9回セミナー

最終回 「プロフェッショナルが拓く日中韓の未来」(2017年2月21日)

情報通信技術の発達や人の移動の活発化にともない、外国で活躍する人材が増えています。日中韓においても例外ではなく、相互に多様な人材が交流しています。
第9回は、「中国で活躍する日本人」、「日本で活躍する韓国人」、「韓国で活躍する中国人」というユニークなトライアングルで、それぞれの土地で外国人として活動するにあたってのハードルを乗り越え、相互理解を深めた経験を語っていただきました。

スピーカー略歴

矢野 浩二 俳優
1970年大阪府生まれ。2000年に中国の連続ドラマ「永遠の恋人(原題:永恒恋人)」への出演をきっかけに、翌年中国へ渡り本格的な活動を開始。 以後、テレビドラマ32本、映画9本をはじめ多数のメディアに出演し、中国での絶大な人気を確立。2011年には人民日報主宰「2010 Awards of the year」の最優秀外国人俳優賞を日本人として初めて受賞。また、2015年には日本と中国の相互理解の促進に貢献したとして、外務大臣表彰を受賞した。2016年より日本での活動も本格化している。

盧 聖姫(ノ・ソンヒ)Sunny’s Trading 代表理事、Sunny’s Project / Sunny’s Housing 副社長
韓国慶尚南道馬山市出身。ハワイ大学卒業。1992年に沖縄へ移住後、Sunny’s Housingに理事として就任。1993年貿易会社Sunny’s Tradingを設立し、代表理事に就任。2003年に建設会社Sunny’s Projectを設立後、長期滞在型コンドミニアム及びマリンスポーツ観光事業を手掛ける。2014年、世界韓人貿易協会(World-OKTA) 東京支会の理事長に就任。現在World-OKTA 東京支会の会長、World-OKTA 通商委員会第6分科会(ホテル・旅行)副委員長を務める。2014年に大韓貿易投資振興公社(KOTRA)社長賞受賞。

彭麗穎(ポン・リーイン) 社団法人韓中芸術協会 理事長
中国山東省出身。4歳から中国の伝統楽器・筝を習い始める。2006年天津音楽学院民族音楽科卒業後、2007年にソウル大学国楽科修士課程に留学し、韓国の伝統楽器・伽耶琴(カヤグム)を金静子ソウル大学名誉教授に師事。2016年に中央大学大学院韓国音楽学科博士課程を修了。2010年に韓中の文化芸術交流促進を目的として設立した社団法人韓中芸術協会の代表理事を務めるかたわら、中国の吉林師範大学、韓国のサンミョン大学などで教鞭を取っている。習近平国家主席の訪韓(2014)、第6回日中韓首脳会談(2015)等の首脳会議の晩餐会での演奏をはじめとする国際的な演奏活動とともに、韓国のメディアにも多数出演している。2015年国際民族楽器交流大会で優秀指導者賞、2010年21世紀韓国音楽プロジェクトで受賞等。

報告書  ご案内チラシ  

 

過去のセミナー

特別編

  • 日中韓スペシャル・ムービー・トーク:映画『あやしい彼女』でみる日中韓の共通性と多様性(2016年11月19日) 
  • 日中韓環境シンポジウム ―知見の共有と協力への指針―(2016年10月15日)
  • 日中韓学生ワークショップ「China-Japan-ROK Youth Dialogue」(2015年11月14日)

助成団体

  • 公益財団法人 渋沢栄一記念財団
  • 一般財団法人 MRAハウス
  • 東アジア財団(East Asia Foundation)
  • 公益財団法人 日韓文化交流基金

協力団体

  • 日中韓三国協力事務局(在ソウル)
  • 中国社会科学院日本研究所
  • 北京大学日本文化研究所
  • ソウル大学日本研究所

協賛企業

  • SKルブリカンツジャパン株式会社
  • ジャパンライフ株式会社
  • 眞露株式会社
  • ダイエイシッピング株式会社
  • 東レ株式会社

プロジェクト・ディレクター

若宮 啓文(1948~2016)  JCIEシニア・フェロー、前朝日新聞主筆 

アドバイザー

石川 好   作家、元新日中友好21世紀委員会委員

  • 活動報告
  • アジア
  • 中国
  • 韓国
  • 対話・セミナー
  • 外交・安全保障
  • 市民社会の推進
  • 終了事業
 

活動報告の一覧を見る

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