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2021年に、世界的なコロナ渦において政治、経済、市民社会、言論界等のリーダーの参加を得て、女性の役割と日米関係の今後についてオンラインで第一次日米女性リーダーズ・ダイアローグを3回にわたり実施いたしました。その後、ダイアローグ出席者より、ダイアローグを継続すべきとの強い要望もあり、第二次日米女性リーダーズ・ダイアローグオンライン会合を2022年1月~3月にかけて、月に1回のペースで3回開催しました。
第一次ダイアローグに引き続き、野田聖子内閣府特命担当大臣およびダイアナ・デゲット米国連邦民主党下院議員を共同座長に、日米の政治家をはじめ各界で活躍する女性リーダーによる約50名をメンバーに政策対話を実施いたしました。
日本では、2021年10月に新政権が誕生し、また、衆議院総選挙も行われましたが、女性衆議院議員の数が2席減るという残念な結果となりました。この状況に鑑み、今後女性の政界進出にこれまで以上の努力が必要であることが認識されております。長期にわたるコロナ禍において、女性がネクストノーマルに対応し、活躍していくために、国やセクターを超えて対話し、日米共通課題の解決策を模索することは重要と思われます。第二次ダイアローグでは、共通議題を「女性活躍・男女共同参画社会を目指す未来-ネクストノーマルの政策実現に向けて」と題し、「ジェンダーと政治の役割」、「政策実現に向けてのフレームワーク:政治における女性地位向上のためのシステム」、「デジタル社会と女性活躍推進」について討議しました。また、「女性の政治参画のための支援に関する調査」を日米両国で実施し、その報告書をもとに、女性の政治参画においての課題についても議論しました。
なお、本ダイアローグはMRAハウス、伊藤忠インターナショナル社の助成で実施し、英文報告書を東芝国際交流財団の助成で作成しました。
議題-共通議題 「女性活躍・男女共同参画社会を目指す未来-ネクストノーマルの政策実現に向けて」
野田 聖子、内閣府特命担当大臣
ダイアナ・デゲット、米国連邦民主党下院議員
ジーン・シンズダック、ラトガーズ大学イーグルトン政治研究所アメリカ女性と政治センターアソシエート・ディレクター
三浦 まり、上智大学法学部教授、(一社)パリテ・アカデミー共同代表
橋本 隆子、千葉商科大学副学長・商経学部教授;日本学術会議連携委員(情報学、環境知能分科会幹事):元IEEE(アイトリプルイー)Women in Engineering Committee 会長
リタ・コルウェル、ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生学院ディスティングイッシュド・プロフェッサー(DP);メリーランド大学カレッジパークDP;元米国国立科学財団ディレクター
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