お知らせ
日本国際交流センター(JCIE)は、公開シンポジウム「外国ルーツ青少年への初期段階支援とはー『安心して学ぶ、暮らす』を支えるために」を2月21日(水)にオンラインにて開催します。
新型コロナの水際対策が緩和され、海外から日本に向かう人々が急増しています。それに伴い、保護者と共に、或いは先に日本に来ている親の呼び寄せで来日した、外国に生まれ、学齢期に日本に来る外国ルーツ青少年が増えています。海外から日本に来て、日本国内での移動により新しい地域に来て間もない外国ルーツ青少年が増えているなか、外国ルーツ青少年が言葉、生活習慣などが異なる学校で、また地域で学ぶ、生活していくなかで感じる不安や悩みなどを早い段階で的確に把握し、これらの不安や悩みを軽減し、円滑に学び、生活できるよう、適切な支援を届けていくことが求められています。
本シンポジウムでは、新規来日や再入国をした外国ルーツ青少年をはじめ日本に暮らす外国ルーツ青少年が国境・地域を超えた移動や言葉の壁などにより学ぶ機会が奪われることなく、安心して学ぶ機会を保障するうえで欠かせない「初期段階支援」の在り方について考えます。
第1部では、神奈川、富山、千葉・栃木で活動を行った団体の代表者を迎え、地域の特性や外国ルーツ青少年の複合的な背景に対応する工夫など、現場での豊かな実践の様子をお届けします。第2部では、外国ルーツ青少年が抱える不安、悩みをできるだけ早い段階で軽減、緩和し、元気よく学ぶ、生活するための「初期段階支援」の体制作りに求められる視点、手法、制度などについて議論し、考えます。奮ってご参加ください。
*本シンポジウムは、休眠預金等交付金を活用した「外国ルーツ青少年の教育スタート支援」事業の成果を広く発信するために開催するものです。
以下の申し込みフォームよりご登録の上、ご参加ください。
当日のURLが申し込み時のアドレスに送付されます。
※イベントは終了しました(当日の録画はこちらからご視聴いただけます。)
概要
- 日 時:2024年2月21日(水)15時~17時
- 方 法:オンライン配信(ZOOMウェビナー)
- 主 催:公益財団法人日本国際交流センター
- 助 成:一般財団法人日本民間公益活動連携機構
- 言 語:日本語
- 定 員:500名
- 参加費:無料
- 申込先:こちらの申込フォームよりご登録ください。当日のURLが申し込み時のアドレスに送付されます。
- 申込締切:2月20日(火)23:00
プログラム
開会挨拶 (公財)日本国際交流センター理事長 狩野 功
文科省代表挨拶 文部科学省総合教育政策局国際教育課長 中野 理美
第1部 報告「学びの継続を支える実践:一人一人に向き合って」
【登壇者】
井手口 カレン 睦美(特活)ABCジャパン コーディネーター(神奈川)
矢崎 理恵 (社福)さぽうと21 学習支援室チーフコーディネーター・実施責任者(千葉・栃木)
白鳥 イルサハニーフ(特活)アレッセ高岡 プロジェクトコーディネーター(富山)
第2部 パネルディスカッション「多様な背景に配慮した初期段階支援の姿:みんなで支える体制へ」
【モデレーター】
新居みどり (特活)国際活動市民中心CINGA 統括コーディネーター
【登壇者】
伊東 浄江 (特活)トルシーダ 理事長
中山 迅一 (特活)まなびと 理事長
田中 宝紀 (特活)青少年自立援助センター 定住外国人支援事業部責任者
松本 雅美 (学)ムンド・デ・アレグリア学校 校長
閉会挨拶 (公財)日本国際交流センター執行理事 毛受 敏浩
お問い合わせ先
公益財団法人日本国際交流センター 事業担当:李スーイン
youth @jcie.jp
*送信する際は、@の前のスペースを削除してください。